TOPへ戻る

ブロック骨移植

ブロック骨移植

GBRでは十分な量の骨が得られない場合には、骨をブロックで切り出し、移植することで必要な骨を獲得します。移植する骨は下顎枝(下顎の一番奥にある歯の外側あたりの骨)より採取する場合が多いです。

ishoku01.gif

歯を失うと骨の吸収が進行し、理想的な位置にインプラントを埋入すると骨が不足します。

ishoku02.gif

切り出してきた骨を不足する部位にチタンスクリューで固定します。

骨の成熟を待って、インプラントを理想的なポジションに埋入します。

ishoku04.gif

 

症例

主訴

左上真ん中の歯茎が腫れた

初診診

デンタルX線診査

左上中切歯根尖側に骨透過像 深い歯周ポケットと大きな透過透像より
歯根破折と診断
抜歯後CT 撮影 1
3D画像を構築する唇側の骨欠損が広範囲に及んでいる 理想的な位置に埋入すると骨が不足する
抜歯後CT撮影 2
ブロック骨移植後CT
3D画像を構築する 理想的な位置にインプラントを埋入することができる
インプラント埋入後X線写真