ホワイトニング

ホワイトニング

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは 歯そのものの色を白くする処置で、『ブリーチング』ともいわれています。
過酸化水素を使って歯に付着した着色成分を分解、漂白するというのが基本的な仕組みです。
ホワイトニング直後は、冷たいものや温かいものがしみやすくなったり、 着色しやすくなりますが、一時的なものなので時間が経つと落ち着きます。
歯が痛むということもありません。

ホワイトニングには、自宅で行う『ホームホワイトニング』と 歯科医院で行う『オフィスホワイトニング』があります。
どちらも保険適用外なので自費での治療になります。


ホワイトニングのメリット
歯を削らない
歯の表面に薬剤を塗布するだけで、削ることなく白くすることができます。
歯への負担や副作用がないので
何度でも施術可能
歯を削ったり抜いたりしないので、歯への負担が比較的少ない治療です。 使用する薬剤の主成分である過酸化水素や過酸化尿素は 米国食品医薬品局(FDA)でも安全が保障されており、安全性について問題はありません。
色調や明度の調節が可能
治療の回数や期間によって、ある程度希望の色(明るさ)に調整することができます。
短期間で行える
治療期間は変色の原因や状態、希望する白さの程度などによって個人差があります。 また、施術方法や薬剤の濃度によっても異なりますが、オフィスホワイトニングの通院回数は1〜3回程度、 ホームホワイトニングの治療期間は2週間〜数ヵ月程度です。
治療費を抑えられる
ホワイトニング効果のあるラミネートべニアやセラミッククラウンなどの治療と比べて、治療費を抑えることができるので経済的です。

ホワイトニングのデメリット
効果の持続期間は6ヵ月〜1年半程度
ホワイトニングを行っても、その後の日常の飲食などで再び少しずつ着色してしまいます。 ブラッシングや定期的なクリーニングなど、アフターケアによっても異なりますが、 通常6ヵ月〜1年半程度で色が元に戻ってしまいます。
人工の歯はホワイトニングできない
詰め物や被せ物、入れ歯や差し歯は、ホワイトニングで白くすることができません。 詰め物は、ホワイトニング後にその色に合わせて詰め直す必要がでてきます。
一時的に知覚過敏が起こることがある
エナメル質が薄くなって象牙質がむき出しになっている部分、歯の表面の小さなひびや傷、 詰め物の隙間などがある場合、薬剤の刺激により知覚過敏の症状が起こる可能性があります。 しかし一時的なもので、継続して続くものではありません。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニング 唾液と体温によって過酸化水素と尿素に分解されてホワイトニング効果を発揮する 過酸化尿素という薬剤をマウスピースに入れ、2週間ほど連続して所定の時間歯に装着する方法です。
最初に歯科医院で自分に合うマウスピースを製作してもらい、 それを自宅に持ち帰って、マウスピースに薬剤を入れてはめるというケアを繰り返します。
効果には個人差がありますが、重度の着色でなければ1〜2段階は白くなります。
自宅で好きな時に行うことができるというメリットがあります。

ホームホワイトニングのメリット
  • 通院の必要がない
  • ご自宅で好きな時にホワイトニングをすることができる
  • 効果が長期間持続できる
ホームホワイトニングのデメリット
  • 毎日継続して行う必要がある
  • マウストレーを装着しなくてはいけない

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニング 歯科医院で着色している歯に1本ずつ薬剤を塗布し、漂白を行います。
生活歯(神経がある歯)と失活歯(神経がない歯)で方法が異なります。

生活歯の場合

過酸化水素を30〜35%含む薬剤を白くしたい歯の表面に塗り、 レーザーや光を当てることで薬を活性化し、漂白効果を高める方法です。 即効性が高く、施術したその日から白さを実感することができます。

失活歯の場合

神経を取った歯は黒っぽく変色することがあり、それを白く戻す方法を『ウォーキングブリーチ』といいます。 神経を取り終えた歯の裏側に穴を開け、30〜35%過酸化水素水とホウ酸を混ぜ合わせた薬剤を入れてふたをします。 個人差はありますが、通常3〜4回程度で白くなります。

オフィスホワイトニングのメリット
  • 短い期間で歯を白くすることができる
  • 専門の歯科医師が治療をしてくれるので安心
オフィスホワイトニングのデメリット
  • 通院の必要がある
  • 薬剤の濃度が高いので、染みる場合がある
  • ホームホワイトニングより、効果が長続きしない
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